一子相伝を継ぐ4代目を見つけ出した


熊本ラーメンの有名店は

昭和29年創業のこむらさき

昭和30年創業の桂花

昭和32年創業の黒亭

昭和43年創業の味千

と続きます。どれもチェーン店として、東京や横浜、海外と味わうことができますが、

昭和28年創業の松葉軒だけが一子相伝ゆえに

暖簾を下ろせば幻のラーメンになってしまうのです。

写真はH30年春に暖簾を下ろす直前の松葉軒

熊本ラーメンの始まりは、木村さん(松葉軒創業者)と山中さん(後のこむらさき創業者)が

玉名市の三九というラーメン屋に行きその味に魅せられて熊本に持ち帰りH28年に松葉軒、H29年にこむらさきが誕生したのです。

因みに初めて焦がしニンニクをスープに入れ現在の形になったのがこむらさきで考案されました。その意味では松葉軒のラーメンは、豚骨スープをストレートで味わっていただくラーメンと言えます。

だから優しく飲みやすいがコクもある。

本来の白濁豚骨の味で勝負していたのが良くわかります。

もちろん、トッピングで焦がしニンニクをテーブルに置いてあり、ストレートで味わいたい人、ニンニクを入れたい人、どちらも楽しみたい人と自由にしている点も「お客さん好きに決めればよかたい」というお客さんがうまかという食べ方でよかという想いではないか。


初代

2代目

3代目